無印良品のシュトーレン
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私はシュトーレンが好きだ。
12月が近づくといろんなシュトーレンが食べられるので嬉しい。
数年前、プチサイズで販売していたのだが
昨年は買い損ねた。
早く買わなければ売り切れてしまい、
オンライン販売もしていない貴重なお菓子、それがシュトーレンである。
購入した。
本音を言えばプチサイズのひとくちシュトーレンが恋しいが
ちなみに価格もカロリーも1,000を超えている。
食べすぎはお財布にも身体にも厳しい。
小さく切り分けてみる。
上にハラりと舞う粉糖と中のドライフルーツが美しい。
食べてみる。
想像通りめちゃくちゃ美味しい。
私はドライフルーツもナッツも大好きだ。
レーズン、オレンジピール、ドライいちじく、くるみ、アーモンド
盛りだくさんに入っている。
嬉しい。
一切れでは全然物足りなかった。
だが度々包丁を洗うのも嫌だ。
切り分けた。
乾燥するであろうが致し方ない。
食べたい時に食べられる方がきっと美味しい。
シュトーレンを愛する者達にお叱りを頂きそうだ。
そもそもシュトーレンを端から切ってはいけない。
真ん中から食べる分だけを切り、
残りは切り口をピッタリと合わせできるだけ空気に触れないように保管する。
それがシュトーレンを最後まで楽しむ方法だ。
…とは認識しているが
私ほどシュトーレンを愛する者なら完食するのに時間はいらない。
なんなら即日でまるまる1本完食できそうだ。
だが思い出せ、
カロリーが1,000を超えていることを。
値段も1,000を超えていることを。
私は諦める。
薄く薄く切り分けてひとつひとつを大切に食べようと心に決めた。
